といってもスーパーストリートファイターⅣ限定ですし、ぶっちゃけFなど細かい知識は皆無です。最近まで自キャラである、まことのUC1発生フレームも知らなかったくらいですし。
まぁ、でも大分のめりこんだゲームだし、自分なりの理論やらなんやらをまとめる意味でも書いていこうかなと思う次第です。
だいたいみんな何となく知ってることだと思うし、「そんなことかよー」とは思うかもしれないけど。他人と比較してみるのも楽しいとは思うし、何よりそこはご愛嬌ってことで。
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んで、そんないわゆる感覚勢の自分が何となく勝てるようになったのは何でだろうと考えてみたところ。ぶっちゃけわからない。でも強いて挙げるなら”やりこみ”。
よく強い人達が言うけど、ただやりこんだ訳じゃなく、考えてやりこんだ。
このゲームを始めた時、それまでの格ゲー歴は皆無。しかもAE Ver.から。要は格ゲーマーとしての下地も糞もなかった。
何しても勝てない頃は、ずっと「なんで俺はこの人に負けるんだろう」という漠然とした疑問に執着していた。
でもそこから「なんでこの人は負けないんだろう」とか「なんで俺は勝てないんだろう」に広がっていった。
そこでまずは相手の行動の一つ一つを記憶することにした。
試合開始にする行動から終盤でのフィニッシュへの運び方まで、相手が「今どうしたいのか」、「いつ勝ちに来るのか」を伺った。
さらに細分化すればグラップのタイミング、セビの使い方、無敵技の擦り、波動拳ひとつひとつに対して、どういう心理状態なのかを自分なりに考えた。
この「自分なりに」っていうのが肝で、それは別に実際に相手が考えてることと違ってもいい。長くやってりゃ、そうして作り上げた”虚像”は徐々に”実像”に近づいていく訳だし。
自分の中ではこれがいわゆる人読みになっていくんだけど、その虚像を作り上げる精度が高ければ高いほど初見の相手にも対処はしやすい。
こうした、あまりにも勝手な思考ルーチンを図ることで、勝ちパターンや負けパターンという”試合の流れ”や”勝ち負けへの道筋”も見えてきて、自分なりの対策をすることができた。
これがきっかけで、このゲーム初めて半年くらいでマスターになれた気がする。
言うなればネタとか技術じゃない”感覚”だとか”理論”という形のないものの寄与が大きい。もちろんそれらを実践する最低限の技術は必要だけど。(俺はここで昇竜滅をするんだ!って言って空高く黄ばむ人は再読。)
先の話はあくまでマスターまでの話。
なので、どっちかというとBP3万に行きたくても行けない人が試してみたらいいと思うこと。
でも、その合ってるかどうかもわからない理論というか約束事を頑なに守ってきたからこそ、自分の今の勝ちに結びついてるんだと思う。
ちょっと話は逸れるけど、例えば自キャラが端で転ばされた時、明らかに怪しいF消費をした初見のセットプレイ(飛び込み)に対して、昇竜もセビもダメな状況なら自分は大体表ガードを選んでた。もっと厳密に言うとジャストガード。
でも自分がウオーリアだった頃で、相手もレベルが高い人だったら?
「この人はBP高いし、このセットプレイくらいは知ってるだろ。だから対のめくり攻撃を狙ってやるZE!☆」ってなるんじゃないだろうか。
もしくはその人のプレイスタイルが読み特化なら、まっすぐ表で来るかもしれない。
こういう選択を迫られた状況でこそ、それまでの思考した分のものが活きた。
例はあくまで単純なものだけど、こういう”思い込み”が自分の”読み合い”の肝になってる。
ま、何度も何度もそういった
つまるところ、ただの”やりこみ”はそんな大きな恩恵をもたらすことはなかった。
そこに記憶力や経験則を伴った対応をしてこそ、このゲームで勝てる力に結びつくんだと思う。
ぐだぐだと管を巻いてきましたが言いたいことをまとめると、
・まずはその人の勝ちパターンを潰す、自分の負けパターンを潰す
・画面から目を離さず、常に思考する。
→ココロのスキマが一番の敵。マジで。
・自分の中にある理論や約束事は、即応性を捨ててでも頑なに守る。
→長期戦か一発勝負かで振れ幅はあるけど。
・臭いと思ったらとりあえずは逆を選べ。
→ダメだったらしょうがないで次。それは別に全国大会の決勝でもない訳で。
・読み合いの場を作った時こそ、それまでの判断材料が活きる。
こんなところか。相手が人であるかぎり正解はないけど、常に思考して反応してちゃんと技が出せれば、”このゲームにおいて本当の負けはない”。
つまりは強い。そんな勘違いをしたまま今までやってきました。
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なんとなく書き連ねてみたけど、意外と楽しい。見てる人はどうかわからんけどw
こうして言葉に置き換えてみて、再確認し、新たな発見も在った訳で。
ま、とりあえず今回は自分がこのゲームやってて、一番大事にしていることを書いてみた。
次はこのゲームで一番楽しい”じゃんけん”について書こうとは思うけど、いつになるやら。
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